この改修工事のお客様はご自分の考えをしっかりお持ちの方です。このお家をお求めになられた時、農的暮らしをしたいと考えての事だったそうです。従ってこのお家を改修されるに当たって、今ある物を出来る限り使う事(たとえば、畳の下にあった敷板を居間の床板として使う)と自然素材を使う事を旨とし工事を進めて行きました。この家の時を重ねてきた歴史を大事にしてそれに今回の改修を新たな歴史として加えるようにしていったのです(お施主様と相談しながら)。お施主様のセンスの良さのお陰で大変居心地の良い、懐かしいお家になったようです。
6月22日RKC(4チャンネル)朝7時からの「おはよう高知」で放送されます。ご覧になって下さい。